社会不適合者な私は「人に会いたくない」を治したいとは思わない
私は「人に会いたい」と思ったことがありません。
子供の頃は、まだはっきりとそう言葉にすることはできなかったのですが、今なら自分の気持ちを正直に言葉にすることができます。
そしておそらく、これからも「人に会いたい」と思うことはないでしょう。
しかし今の社会の中で生きるためには、どうしてもある程度、人間との接触は回避できないのです。
そこで、私は人間との接触を完全にゼロにするために、ブログを始めました(笑)
もしこのブログで生活費を稼ぐことができれば、人間との接触を完全になくすことができる。
そんな夢のような状況を実現するべく、このブログを立ち上げました。
「夢」というともっとポジティブなものをイメージしがちですが、私のような社会不適合者にとっては、「もうこれ以上、人に会いたくない」という思い以外あまり湧かないので、この「夢」を実現するべく、日々、ブログを更新していたりしています。
とはいっても、社会不適合者の日常をブログに書いたところで、誰も興味はないと思います。
なので、私のような社会不適合者にならないためにはどうすればいいのか、という方向では割と需要がありそうな気がするので、そちらの方向で記事を多く書いていたりしています。
ということで、タイトルに戻って「人に会いたくない」を治したいとは思わない社会不適合者な私ですが、こんな人間にならないために大切なことを書いていこうと思います。
社会不適合者にならないために
まずですが、私が「人に会いたくない」と思うようになってしまったのは、自分の気持ちを無視して学校に生き続けてしまったからです。
ここで重要なのがこの「自分の気持ちを無視して」という部分です。
もし私が学生時代、自分の気持ちを無視せずに、正直になって不登校を選択できていたとするなら、今のようにここまで「人に会いたくない」とまで思うようにはなっていなかったと思います。
自分の気持ちを無視して、それに反する行動をし続ければし続けるほど、その反作用は大きくなってしまうのです。
反作用の例
- 人に会いたくないけど人に会い続ける→一生、人に会いたくなくなる
- 勉強したくないけど、我慢してし続ける→卒業すると同時に勉強をしなくなる
- 自分の興味・関心を無視して親や、学校の言うことを優先する→自分の興味・関心がサッパリ分からなくなる
などなど
ほんと、こうなると不幸人生まっしぐらです。
こうならないためには、自分の気持ちを無視してはいけなかったのです。
なぜ自分の気持ちを無視してしまうのか
そもそもの話として、なぜ人は自分の気持ちを無視してしまうのでしょうか。
私の場合を振り返ってみると、一番大きな理由は「恐怖」だったと思います。
- 親の言うことを聞かないと愛されない→恐怖
- 学校に行かなければ周りから変な目で見られる→恐怖
- 自分の興味・関心を否定される→恐怖
つまり、親とか周りの人間に認められないこと、否定されることを恐れるがゆえに、人は自分の気持ちをないがしろにしてしまうのでしょう。
自分の気持ちを無視しないために
自分の気持ちを無視しないためには、自分で自分を認めることが必要になってくるのです。
しかし、これが難しい。
とくに、親から愛されなかった人ほど難しいのです。
これは親から愛されて育った人にはサッパリ分からない感覚だろうと思います。
とはいえそんな人間はおそらくレアポケモン並みに数は少ないと思うので、大体の人にはわかる感覚だろうと思います。
大体の人は自分で自分を認めることができないがゆえに、自分ではない誰かに頼って認められようとしてしまうのです。
そしてその誰かに認められるために、自分の気持ちを無視してしまう。
これが不幸な人生を送ってしまう人のパターンなのです。
こうなりたくないのであれば、自分の気持ちを無視してはいけないのです。
そしてそのためには「自分で自分を認める」ことが絶対に必要になってくるのです。
一番、簡単なのは「善意ある他人」に「自分を認める」ことを手助けしてもらうことだと思うのですが、この世の中はそんなに善意ある他人がいるわけでもないでしょう。
それに、最終的には「自分を認める」ということは誰にも頼らずに自分一人でできなければいけないものだと思います。
それが「自立」の本当の意味だと思うのです。
「自立」できていないから、親とか他人から認められようとしてしまうのです。
まとめ
不幸な人生を歩まないためには、
- 自分の気持ちを無視しない
- 親とか他人に認められようとしない
- 「自分で自分を認める」ことができるようになるために「自立」を目指す
ことが大切なのです。
不幸な人生を歩んでしまう人は、流されて生きている人が多いのです。
そうなってしまうのは流された人の責任ではないのです。
人生の前半では流されてしまうのはむしろ当然です。
しかし、流されたまま人生を終えるとするなら、その責任は全てその人にかかってくることになります。
そんな不幸な人生を送らないために必要になってくるのが「自立」であり、「自分で自分を認める」ことなのです。
そしてそのための最初のステップとしてできることが「自分の気持ちを無視しない」「自分の気持ちに気づく」こと。
つまり、「自分の気持ちを大切にする」ことなのです。