罪悪感の正体【善人ほど罪悪感を持ちやすい】

今まで生きてきて何らかの罪悪感を感じてこなかった人はおそらくいないと思います。

たとえば、親の言うことを聞かなかったり、他人を傷つけてしまったりした時などに罪悪感を感じてしまうと思います。

でも果たして、このときに感じる罪悪感というのは正しいのでしょうか?

そもそも罪悪感の正体とは何なのでしょうか?

罪悪感は悪いことをしたら湧いてくる感情?

私は罪悪感というのは「悪いことをしたら自然と湧いてくる感情」だと思っていました。

だから親の言うことを聞かなかったりした時とかに、よく罪悪感が湧いてきていたのです。

そしてこの罪悪感から親の言うことに従ってしまう。

そうしているうちにいつの間にか、死んだ魚の目をしている社会不適合者になってしまったのです。

全ては罪悪感に従ってしまったから。

罪悪感の言う通りに生きてきてしまったからなのです。

罪悪感に振り回されると自分を失う

罪悪感から行動してしまうと「〜べき」で生きてしまうようになります。

「自分はどう感じているのか」ということを無視して、「〜べき」という「正しさ」にそって生きてしまうようになるのです。

当たり前ですが「〜べき」は自分の本心ではありません。

「〜べき」というのは、親や社会が求めている価値観です。

それを子供の気持ちを無視して強制しようとした時に、子供の心に罪悪感が湧いてくるようになるのでしょう。

そういう意味では親の教育によって、子供の心に罪悪感が湧くか湧かないかという違いが生じくると思います。

平たく言うと、「親の育て方が下手だと子供は罪悪感を抱きやすくなる」のだと思います。

そして自分を見失ってしまうのです。

罪悪感にとらわれると成長しにくい

罪悪感から行動していても成長していかないのです。

「〜べき」で生きても、そこには自分の意思がないのである意味、無責任な行動ではあるのです。

無責任な状態でいくら行動したところであまり成長はしていきません。

本当に成長しようと思うのなら「自分の意思」というのは不可欠なのです。

罪悪感の正体

私が今まで生きてきた中で摑んだ「罪悪感の正体」というのは、「自分を裏切る時に生じるもの」だというものです。

このブログで何度も言っているように、人にはもともと持って生まれた「違い」があるのです。

そのもともと持っている自分の違いを理解せずに、親や社会が要求してくるものにむりやり合わせようとする時に罪悪感というのは生じてくるのだろうと思います。

逆に言えば、親や社会が要求してくるものに合わせようとしないでいられるタイプの人(自我が強い人)はそれほど罪悪感を持たないでいられる人なのだと思います。

善人ほど罪悪感を持ちやすい

自我が弱くて、他人に合わせようとしてしまう善人タイプほど罪悪感を持ちやすいのです。

悪人タイプはそもそも他人に合わせようとしないので、罪悪感なんて持たないと思います。

こういう人はもう少し「他人に合わせる」ことを学んだ方がいいのですが、もともと持っている「違い」によってそれが難しい、ということなのでしょう。

逆に自我が弱い善人タイプの人は、もう少し、自分を持った方がいいのです。

「自分はこう思う」というのをもっと大切にしていった方がいい。

これができないと、いつまでも罪悪感を感じ続ける状態から抜け出せないと思います。

善人の方が良いという話ではない

罪悪感を持ちやすいかどうかを「善人タイプ」と「悪人タイプ」という単純な分け方で説明してしまいましたが、これは別に善人の方が良いという話ではありません。

たとえば、犯罪を犯してしまうようなタイプは「悪人タイプ」の方が数は圧倒的に多いと思いますが、同時に、会社を起こしたり、何か社会にとって大きな有益なことをする可能性が高いのも、この「悪人タイプ」だと思うからです。

要はこういうタイプの人は「自分はどう思うか」というのをほぼ100パーセント優先できているのです。

この考え方は「善人タイプ」の人にはなかなか理解できないことだと思います。

「善人タイプ」はどうしても、相手がどう思っているのか、というのを良くも悪くも気にしすぎてしまうのです。

この性質が良い方にでれば良いのですが、悪い方にでる場合もあるので一概に善人タイプの人の方が良いという話ではなくなってくるわけです。


何が言いたいかというと、「善人タイプ」の人はもう少し「悪人タイプ」の人を見習って、「自分はどう思うか」という部分を伸ばしていった方がいいのです。

そうしないといつまでも周りの目を気にして罪悪感から抜け出せないからです。

逆に「悪人タイプ」の人はもう少し「善人タイプ」の人を見習って、相手はどう思っているのか、というのを気にした方がいいでしょう。

その方が、結果的に本人が望んでいる成果に近づけるようになると思います。

どちらも片方に偏っているので、この真ん中の生き方がベストなのだと私は思います。

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