自分の感情を言葉にすることは大切
あなたは普段、自分の気持ちを何らかの形で表現しているでしょうか?
私はこれをせずに、自分の心を無視した生活をずっと送っていました。
その結果自分は何を思っているのか、何が好きなのか、何がやりたいのか、ということが全くわからない、ただ言われた通りに動くロボットになってしまったのです。
こうならないためには、やはり普段から自分が感じていること、考えていることを言語化することが大切なのです。
自分を表現しないと自分を失う
コミュニケーションがまともにとれている人なら、会話という形で表現できているのでとくに問題はないと思います。
しかし私のように、コミュニケーションというのをとってこなかった者にとっては、自分の気持ちを表現する機会がなかったわけです。
そういう人でも、親とまともにコミュニケーションがとれている人ならまだいいのでしょう。
あるいは今ならツイッターなどで表現する場所があったりすると思います。
でも私の場合、親とですらまともにコミュニケーションをとってこなかった上に、まだスマホも持っていなかったので、自分の気持ちを表現する機会というのがほとんどなかったわけです。
そうなると自分が感じている気持ちを押し殺しながら生きる状態が当たり前になり、自分が何を考えているのか、何を感じているのか、ということがわからなくなり、自分を見失ってしまうことになるのです。
そうなると大変です。
自分を取り戻すために、だいぶ時間がかかるわけです。
そうならないために、自分が今、何を感じているのか、何を考えているのか、ということを言語化することが大切なのです。
これからの時代に大切になってくるもの
特にこれからの時代というのは、自分の気持ちというものが大切になってきます。
人間がやらなくてもできるような機械的な仕事は、AIやロボットがやるようになり、人間がやる仕事は創造的な仕事に移っていくようになります。
そうなると、自分の気持ちをないがしろにして生きてきたような人は、すでに半分心がロボットになっているので、ロボットに仕事を奪われるようになっていきます。
そうなってから自分の気持ちを取り戻そうとしても遅いわけです。
自分の気持ちを大切にし、表現していく
どうか自分の気持ちを、ないがしろにしないでください。
そのためには自分が今、抱いている思い、感情に気づいていく必要があります。
その感情を無視せずに大切にするのです。
「大切にする」というと抽象的すぎてわかりにくかもしれないので、あえて具体的に言うと「言葉にする」ということです。
言葉にするためには自分の気持ちに気づいていなくてはできません。
自分が抱いた思い、感情を無視せずに、向き合うこと。
それができるようになれば、言葉にすることもできるようになるはずです。
私は自分の気持ちを無視して、言葉にせずに、自分と向き合わずに生きてきました。
その結果自分を見失い、自分が何を思っているのか、何を感じているのかすらわからず、言葉にすることもできず、解決法も見えてこないような状況に陥っていました。
そこから回復するのはかなり大変です。
これを読んでいるあなたには、同じ道をたどってほしくはありません。
私と同じ道を歩まないためには、自分の気持ちを無視せずに大切にすることが必要なのです。
そのために自分が思うこと、感じることを言葉にしていきましょう。
言葉にするためには自分の思い、感情に気づいていく必要があります。
そして自分の思い、感情に気づくことができる、ということが自分を大切にすることにつながっていくのです。
まとめ
以上、自分の気持ちを言葉にしていきましょう、という話でした。
自分の気持ちというのは案外、自分でもわかっていないものです。
そうなる原因は親や、他人に好かれようとして、自分の気持ちをないがしろにすることなのですが、これはまた別の話なのでここでは触れません。
とりあえず今回は「自分の気持ちを言葉にすることが大切です」ということが言いたかったのです。
こういうのはもしかしたら人によっては当たり前の話なのかもしれません。
でも過去の私のように、自分の気持ちを無視して生きているような人もいると思うので、そういう人に向けて書いてみました。
なんらかの参考になれば幸いです。