自分の意見を持つことは、一人の人間として生きるために、どうしても必要なものなのです。
自分の意見を持てなければ他人の言うことに流されてしまいやすいからです。
他人の言うことに流されて生きて幸福になれる人はあまりいません。
というか多分、一人もいません。
他人の望みは自分の望みではないからです。
だからいくらあなたが、他人に好かれようとして他人の言うことを優先させたとしても、あなた自身が幸福になることはないのです。
幸福に生きるために自分の望みを知る
自分の望みは自分にしかわからないのです。
相手に好かれるために、嫌われないために、他人の望みをかなえていても幸福にはなれません。
ますます自分の望みがわからなくなるだけです。
幸福に生きるためには、自分の望みを自分で知るしかないのです。
自分の望みを知る方法
ではどうすれば、自分の望みを知ることができるのでしょうか?
どうすれば、自分の意見を持てるようになるのでしょうか?
その解決策が「優れた考え方を学ぶ」ということなのです。
これは学校の勉強ではありません。
今の学校ではおそらく、こういう内容のものはあまり教えてはくれないと思います。
だからいくら学校の勉強を頑張ったところで、自分の意見は持てるようにはならないのです。
間違った努力をし続けても自分の意見を持てるようにはなりません。
それで得られるものがあるとすれば「自分は人よりもいい点を取ったから優れた存在なのだ★」という誤った自尊心だけです。
これは意見ではありません(笑)
こういう考え方しか持てないようになるのだとしたなら、勉強をする意味はあまりないのです。
自分の意見を持つために必要な勉強
だからこそ、自分が興味のある対象を勉強していくべきなのです。
興味のある対象を自発的に勉強していけば、自然と意見を持てるようになってくるのです。
なのにテストで良い点を取るために、親や、社会、周りに評価されるために勉強していても、自分の意見を持てるようにはなってはきません。
やりたくない勉強をし続け、し続け、そして学校を卒業すると同時に、勉強することまで卒業してしまうのが一番ダメなパターンなのです。
こうならないためには、興味の持てない勉強はもうほどほどにして、興味を持てる勉強をしていった方がいいのです。
興味を持てる勉強をやっていたとしても、時間は足りません。
だから本当は興味がない勉強をしている暇はないのです。
興味が持てない勉強しかしたことがないのだとしたなら、おそらくその人は一生、自分の意見を持つことはできないでしょう。
そういう人生はあきらかに不幸です。
でもそういう人は、自分がなぜ不幸なのか気づかないでしょう。
そうなってしまってからでは遅いのです。
そうなる前に自分の望みを自分で知ることが必要になってくるのです。
そのためにはたとえ、誰からも評価されなくとも、自分の興味・関心に向き合い、それを自発的に勉強していくしかないのです。